『新兵衛裏水門』っていうのがある!~天の川の水を私市の田んぼに導いてくれてる~
水門
- Water Gate-
wikipediaによると、 水門(すいもん)は河川や運河、湖沼、貯水池などに設けられる構造物。可動式の仕切り(門扉)によって水の流れや量を制御し、高水時には堤防としての機能をもつ。
って書かれています。
水を各所に分配したりする機能を持っているモノということでしょうか。
そんな水門は、交野市内の各所にもあって、例えば、私市(きさいち)にはこんな名前が付いている水門がありますよ!
その名も!
新兵衛裏水門!
北斗百裂拳みたいな必殺技的イントネーションを持つこの水門はスゴイ役割を担っているのです!
手動式の青色鮮やかなこの水門。
新兵衛さんっていうわりと古風な名前が付いてます。
近くの農家のヒトにお話を伺ってみると、
その昔、新兵衛さんっていうヒトの屋敷がこの水門のところにあって、その裏手に位置してたから「新兵衛裏水門」っていうのじゃーなかろうか。
とのこと。
今はそのお屋敷はないみたいですが、その名残があるっていうのは何とも感慨深いです。
この水門の向こう側に、
新兵衛さんの屋敷があったみたい!
ちなみに、この新兵衛裏水門。
実は、今でも現役バリバリにそのお役目を務めておられます。
天の川からの水を田んぼに導いてる!
幅1mくらいの水路というか溝というかそんなのがあって、キレイな水がずっと流れています。
またまた、農家さんに話を聞いてみると、
この水は、そう。私市植物園あたりから来てる天の川の水で、新兵衛裏水門はちょうどあっちの田んぼに川の水を導いているんですよ。
とのこと。
あっち側へ!
天の川の水はここにも来てる!
天の川は交野市内を縦断するかたちで流れる川で、天野川と書きます。
その昔から、交野が原と呼ばれたこの地は、この天の川のおかげで肥沃な土地だったみたいで、今でもこーして地域の生活に重要なお水を供給しているっていうのをシミジミと思ったりしちゃいます。
私市にもまだまだ長閑な田園風景がある!
水路、水門、道もしかしたら通りに植わっている木ですらも町の重要なファクターなのかもしれません。