カタノの歴史No.8~紀元前2500年前の交野。縄文時代の中期~
紀元前2500年前
交野市星田旭に中期縄文時代の文化あらわれる。星田旭遺跡という縄文時代中期の遺跡があります。
(昭和7年片山長三調査)
(交野市史:交野町略史復刻編より)
遺跡は明治41年(1908年)に片山長三さんというヒトが発見されたそうです。
場所は星田新池からほど近い場所(きんもくせい特別養護老人ホーム辺り)で、土器やサヌカイトなんかが出土されています。
今では、「星田旭縄文時代住居遺跡」と書かれた石碑が建ってます。
縄文時代の遺跡として神宮寺遺跡がありますが、その次に発掘されたのが、この星田旭遺跡となっているそうですが、その間およそ5000年の隔たりがあります。
その隔たりを埋めるような遺跡は今のところ交野市では発見されていないようですが、今後何かのキッカケで新しい遺跡が発掘される日もくるのかもしれません。
ちなみに、紀元前2500年前といえば、エジプトでピラミッドが造られ始めた時期なんだそうです。
交野市で縄文人が狩猟を頑張っていた時、エジプトでは数学的建築物のピラミッド…。
遠い歴史の記憶を辿っていくとなかなか興味深いモノがありますね!
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*カタノの歴史がどんどん紀元後の世界に近づいてきたので、今回から「紀元前」という表記をすることにしました。