午前0時。漢たちが裸で清める!これが、槃若寺の『寒水行』だ!
交野市私部にあるお寺。
槃若寺
ここ、槃若寺で、漢(おとこたち)による、
寒水行
が厳かに執り行なわれていました。
ビフォー寒水行のようすはこんな感じ。
まだ誰もいない!

藁で囲まれた木桶が10個ほど並んでいまして、どうやらここでその水行がおこなわれるみたいです。
元日
AM0:00
突如、現れた1人の白い服を来た漢(おとこ)が、鐘を鳴らします。

カーンカーンっていう結構高めな音が境内に響き渡ります。
カーンカーンって鳴る

何かの合図のようです。
すると!
な~む~あ~みだ~

南無阿弥陀仏を唱えながら、漢(おとこ)たちが一列になって、こっちにやってきました。
な~む~あみだ~

バスローブみたいに純白な法衣に身をやつしたヒトたちが、桶の前にやって来て、
各々のポジションに、スタンバイする!

そして、
法衣を脱いで、座る!

気温は5℃くらいでしょうか。吐く息も少し白くなる外気温の中、褌(おふん)一丁になった漢たちが、木桶を囲みます。
所定の位置につきました。

住職さんでしょうか、リーダーっぽいヒトが、なにかお経を唱え出すと、皆、その精神を統一していきます。
そして、一斉に手元にあった手桶で、掛水をする!
バシャーバッシャーと自ら手に持った桶で、身体に水をかけていきます。
その姿は、まるで、お風呂に入る時の掛け湯みたいな感じというと分かりやすいと思います。
めっちゃ寒そうです!

そして、これで終わり?なのか?と思っていると、
全員立ち上がりました。

ここから先は、そんじょそこらの軟弱な若者には到底できない世界が広がります。
そして、説明のコメントなんかも不要だと思いますので、以下、一気に槃若寺に伝わる年始恒例の行事、
寒水行
をとくとご覧下さい!
それでは、ノンストップでどーぞ!

















立ち上がってからの全身水かぶり終了まで、アッと言う間の出来事です。自らの身体にヒヤッヒヤの冷水をザッバーっと10回くらいは掛けていたんじゃないでしょーか。
そして、寒水行が終わると、これまた瞬く間に戻っていかれました。
この後、本堂にて新年のご祈祷がおこなわれたそうです。

言わずもがな、あたり一面水浸しです。
この後、本堂にて新年のご祈祷がおこなわれたそうです。
アフター寒水行

言わずもがな、あたり一面水浸しです。
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