第二次世界大戦で戦った幻の戦闘機がスタードームにおる!
飛燕
ってご存知です?
中華料理の名前ではありません。
飛燕(ヒエン)とは、第二次世界大戦中におよそ3000機ほど生産された日本軍の戦闘機の名前で、正式名称は、三式戦闘機。米国からは、通称「トニー」と呼ばれていました。
ゲームやプラモデルなんかでもチョイチョイ登場する戦闘機ですので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんな、三式戦闘機=飛燕。もといトニーが、交野市が誇る北河内最大級の総合スポーツ施設である、
スタードーム
に厳かに展示されています。
ドームの正面エントランス

エントランスホールの中ほど。交野マラソンがメッチャある壁のすぐ横に、飛燕は展示されています。

頑丈なアクリルボックスに格納されています。

エンジンや、

プロペラ

機関砲

などのトニーさんの残骸が、展示されています。
特にそのエンジンがスゴイ!
エンジン

外観もさることながら、部品がものっスゴイ精密なんです。
どれくらいかっていうと、
こんな感じ!



このエンジンは、当時としては珍しい冷却エンジンという仕様だったようで、降下制限速度は、850km/hとあの有名なゼロ戦よりも速かったそうです。
しかし、何故、スポーツの殿堂。スタードーム(いきいきランド交野)に飛燕という戦闘機が展示されているんでしょーか?ということについては、この展示コーナーに詳細が書かれていました。
新聞記事も掲示されている!

展示パネルもあって、「交野で発掘された出土品(飛行機の残骸)」というキャプチャーで、説明されています。

新聞記事や展示パネルを読んでみると、第二京阪国道建設時に、星田のほうでこの機体は発掘されたとのこと。そして、60年の年月を経てその姿を現わしたとのことです。
60年間もここ交野の地に眠り続けていた、戦闘機。
今は、ここスタードームで、いきいきとその姿を観ることができます。
飛燕について、もっと詳しく知りたい!っていうヒトは、wikipediaにこれでもかっ!っていうくらい詳しい解説がされていますので、そちらもぜひぜひ☆=
wikipedia
(画像クリックでwikipediaへ)
でもやっぱり実際に観にいってみてください!
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