人間には様々な業があり、それが時として他者との衝突を生み、延いては国家や民族間の紛争へと発展し人類未曾有の事態を引き起こします。

「交野の大黒さん」として知られている交野市私部にある槃若寺(はんにゃじ)では、そういった業に打ち勝ち、さらには自らの身体を犠牲にして人々の無病息災、経世済民、国家安康を祈念する水行が、毎年1月1日に行われています。

気温は2℃
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槃若寺
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大晦日の槃若寺

槃若寺の新年元旦水行会は年を重ねるごとに規模を増し、今年は例年にも増して多くの人で寺はあふれていました。

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新年元旦水行会の始まりを待つ人々

年が変わるのに合わせ水行開始の合図として寺内の鐘が鳴らされ、水行参加者の方々が続々と水の張ってある水行場を取り囲み、槃若寺の住職さんによる読経が一通り終わった後、合図とともに水行が始まりました。

午前0時(元旦)
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この鐘の合図とともに水行に参加される方々が水行場へ来られます。

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水行の始まりを告げる鐘が鳴らされる

集合
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整列
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スタンバイ
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水行場に整列する修行者の方々

読経
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繫若寺住職による読経が始まる

最初はその雄姿をなるべく近くから見ようと多くのギャラリーが修行者の近くにいたのですが、いざ水行が始まると激しい水しぶきが辺りに飛び自然と距離を獲り始めました。

住職の読経は数分くらい続きその間はピターッと張りつめた空気が境内に広がり厳かな雰囲気。

水行のようす
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(住職さんの脇の水しぶきが磁石のS極とN極に集まった砂鉄みたいに見えちゃいます。それくらい激しい水かぶりをされていました)

修行者たちが水をかぶり始めると、辺りは修行者の熱気と気温差も関係して水蒸気が立ち込め、荘厳な修行を必死で拝みながら眺めている方々もいました。

水行に挑戦した人の中にはお子さんや女性の方も含まれており、その尊き献身はきっと念願成就されることでしょう。

刮目せよ!
これが槃若寺の1月1日になった瞬間におこなわれる寒水行だ!

動画よりも写真の方が時にはリアル感が伝わるんじゃーないのか!?ということで以下、寒水行の様子をダララーっとご紹介!

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読経が終わるやいなや全員立ち上がって桶を持って、そこからひたすらにバシャー!バシャーっと冷や冷やの水を頭からかぶっていかれます。

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今回参加された方はおよそ20名で最年少は男の子でした。

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2014年の寒水行の時は、修行者さん1人に対して1つの水の入った大きな樽が用意されていたんですが、今年はプールみたいなのが用意されていました。

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今年の寒水行も多くの方々に見守られて無事に遂行されたようです。