灘の酒造メーカーの技術者や研究者でつくる「灘酒(なだしゅ)研究会」が、「灘の酒用語集WEB版」っていうのを完成させたみたいです。

「灘の酒」用語集WEB版が完成 英訳も

毎日新聞
(画像クリックで毎日新聞の記事へ)

専門性が高い「灘の酒用語集」の書籍は1979年に出版。それ以降酒造り技術者のバイブルになっている書籍で、今回はそのインターネット版をリリースされたんだそうな。

そして、インターネット版では英語での用語開設の掲載もあって、それを監修されたヒトがなんと!

フィリップ・ハーパーさん
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(画像はクラウドファウンドのウェブサイトkibidangoから引用)

フィリップ・ハーパーさんは実は、外国人で初めて日本国内で杜氏になられたヒトで、

実は…

交野市にある大門酒造さんでも杜氏としてご活躍。
交野の地酒作りに携わって来られたヒトなんです。

奈良県の梅乃宿酒造で蔵人として10年のご経験を積まれ、2001年に南部杜氏資格選考試験に合格。
 
その後、大阪の大門酒造を経て、京都の木下酒造で現在は製造の責任者兼常務取締役を務められています。

外国人として日本で初めて杜氏になったヒトが、これもおそらく日本で初めての英語でのお酒用語集の監修をされ、そしておそらく日本で初めて、大阪府交野市にある大門酒造さんで杜氏として活躍されたステキなヒトです。

オックスフォード卒・史上初の外国人杜氏は「日本酒」と「業界」をどう見たか? フィリップ・ハーパー氏インタビュー【前編】

Get Navi
(画像クリックでGetNaviwebのインタビューページへ)

GetNaviwebというウェブサイトにインタビューが掲載されていたので、そちらもあわせてどうぞ。

そんなフィリップ・ハーパさんが監修された灘の酒用語集の英語ページをみると、さすが!日本語の微妙な表現を分かりやすく的確な英語で翻訳されています。

例えば、秋上がりっていうお酒用語があるのですが、英語で表記するとAKIAGARIとなるのではなく、

Clear skies of autumn

となるとのこと。

Clearという単語を使うことで、どことなく秋の透き通った空を連想させる言葉になりました。

灘の酒用語集
(画像クリックで灘の酒用語集へ)

その他用語集にはたくさんのお酒用語が英語化されていて、その英文説明も読んでみるとなかなか興味深く面白いです。

フィリップ・ハーパさん。

交野で杜氏をされていた頃はきっと里山のどことなく懐かしい風景、四季の移り変わり、そしてその中で培われる地酒を造るという体験を通してきっとお酒だけじゃーなく、交野の事も好きになってくれていたんじゃーないでしょうか。

今後もますます日本酒 を通してご活躍されていくと思うので、何かのインタビューや取材なんかがあった際にはぜひ交野の事にも触れてほしいなぁなんて身勝手に思うところです。

ハラダ@交野タイムズ