交野市内の閑静な住宅街に、こどもたちの作品を世界に発信しているアトリエがある!

と耳にしたので行ってきました!

星田のスーパー「ニッコー」
から坂を上がったところ。交野市立第三中学校の近くです。

3中付近
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ありました!

「こどもアート」
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さっそく中に潜入!

放課後、4時前の教室は大池からの西日がさんさんと入り

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壁一面、棚に、所狭しとたくさんの作品が飾られていました。

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お部屋の真ん中に、本日のメニューが黒板に書かれていました。

本日のメニュー
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Iくん…自画像
 
Kくん…色エンピツ画
 
Hちゃん、Aちゃん…油彩
 
Iくん…板絵
 
ライターひふみも、「心の色」という体験を。

そうこうしているうちに、学校から帰ってきた生徒さんたちがぞくぞくと来られ、それぞれの課題に取りかかり始めました。

生徒さんの中には、幼稚園のころから通い続けている方もいらっしゃるそうです。

6年生のKくんと5年生のIくんが、先生に学校であった出来事を報告しています。

「あんな~、こないだ修学旅行で広島行ったときにな、先生が千羽鶴もっていくの忘れてん。」

「えぇ~!それってけっこうあかん話やんな(笑)」

「修学旅行の時な、部屋でみんなでいたときな、なんでかスリッパが2.5足増えててん。」

「えぇ~!それもけっこう笑えへん話やな(笑)」

と、和気あいあい。

会話もはずむ
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(左・先生、真ん中・Kくん、右・Iくん)

Kくんは、精密な色エンピツ画が得意。

今日も図鑑を真剣に見ながら鳥の絵を描きすすめていました。

優しい色合いとタッチづかいがとても上手です。

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幼稚園の頃から通っているベテランIくんは、もともと画板だった板にワンピースの模写を。

慣れた手つきで、陰影を色づけしていきます。

トレースもしていないのに、このバランスの良さ!

原作画そのまま模写できる技術、すごいです。

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真剣
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そうこうしているうちに、続々と生徒さんが来られます。

続いては、こちらもベテランの6年生、Iくん。

自画像を鉛筆で描いています。
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「俺、人に見られたら描けへんねん!」と、先生に噛みつきつつ(笑)も、とても真剣。

鉛筆を動かす様が、プロの漫画家みたいです。

4年生のAちゃんは、油彩。ある作品を模写しています。

先生、「模写やねんけど、Aちゃんの絵は、どんな絵でもAちゃんのやさしい色合いが出るねんな」

丁寧に、細やかに描かれていました。

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続いて、Hちゃん。

Aちゃんと打って変わって、暗い色の絵が好きなんだそう。

真っ白のキャンバスからスタートして、鉛筆で下絵をがしがし。

その後、ナイフや筆を使って、大胆に色づけ。

早い…!

頭のイメージがすぐ形になっていくなんて、すごいです。

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というわけで、お邪魔ばかりしていても何なので、ライターひふみも体験をさせてもらいました。

違和感なし
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(写真右で写経をしているみたいに背筋がピーンとなってるほうがライターひふみ)

「心の色」をパステルで表現します。

まず、置かれた鏡をみて、自分の顔を見ながら思った今の気持ちを紙に好きなだけ書きます。

それから、真っ白画用紙に、その思いを色で表現していきます。

心の色っていう作品
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結果、こんな感じになりました。

心の色、案外優しい色合いでよかったです。

画用紙に向かって、絵を描くだなんて、いつぶりでしょうか。

なんだか気持ちがすっきりしました。

すっかり没頭しているうちに、生徒さんの作品が完成しました。

まずはKくん。
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野鳥がとてもやさしく描かれています。

素直なKくんの性格がそのまま表れているようです。

お次は、Iくん。

海賊王のやつだ! 
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ドン!

男の子らしく、力みなぎっていますね!

そして、自画像を描かれていたIくん。
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マスクをしているのは、風邪をひいていたからだそうですが、力強い目に引き込まれそうです。

背景の荒野っぽい風景も、とても意味深で、物語を感じます。

そして、Aちゃん。
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まだ完成ではないのですが、水色がなんとも言えないやさしい色です。

お花の赤やピンク、花瓶の黄色とのコントラストがすてきです。

そしてHちゃん。
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もともと暗い色の絵が好きというHちゃん。

濃い深海のような藍色に、吸い込まれそうです。心がすうっとする作品ですね。完成が楽しみです。

生徒さんそれぞれ、放課後の自由な時間に来られ、その日の区切りがついたら自由に帰るというスタンス。

課題は、たくさんいろんなことを経験してみて、その中から先生が「この子はこれが得意だな」と思われたことをもっと伸ばせるように、指導していかれます。

体験させてもらっている間に感じたのは、とても穏やかな空間だなということでした。

先生のゆったりとした雰囲気もあると思いますが、決して生徒さんに無理強いをしたりされません。

かといって、途中で集中力が切れて投げ出しそうになっていた子には、きちんと最後までやり遂げるよう指導されていました。そこには、生徒さんと先生の信頼関係がありました。

「生徒さんと対等ですね」と感想を述べると

「いやいや、生徒のみんなはほんとうに才能が豊かで、技術面で負けている部分もたくさんあるし、尊敬しているんです。だから、上からとかそんなことはできません。」

とおっしゃっていました。

また

「生徒さんは全部お見通しなんです。おべんちゃらを言ったら見破られてしまう。だから私は本心で思ったことしか言いません。」

とおっしゃっていたのがとても印象的でした。

こちらのアトリエは、関西で活動中の他の教室と設立された画塾協会の活動で、毎年4月に京都市美術館で開催される「児童画国際交流展」に出展したり、スペイン・カダケスで福島や地元の子供たちとの国際交流展を行ったり、活発に国内外への発信に力を注いでおられます。

今年のスペインでの展示の様子です。

勢関の地元・交野ならではのスモウの絵も。(ちなみに先生は大のお相撲好き!)

スペインでの展示
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また、毎年夏休みには遠足があり、今年は京都で和菓子作り体験と伏見稲荷大社山頂でスケッチをされたそうです。

生徒さんたちにとって、展覧会という目標があると作品を仕上げる力になり、ましてそれが海外で展示されるとなると、子供のころから世界が身近に感じられる、すばらしい体験になるのではと思いました。

「今後も、いろんな場所で生徒さんたちの作品を観てもらえるように、精力的に活動をしていきたいんです!!」と話される先生、ほわっとした印象ですが心の中には、情熱の炎がめらめらと燃えていました。

これからは、来年4月に京都市美術館で開催される「児童画国際交流展」に出展するための作品作りが行われるとのことで、生徒さんも募集されているそうです。

もし気になる!ぜひうちの子も体験させてみたい!と思われた方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひお問い合わせしてみてください♪

交野タイムズ@ひふみ

アトリエ こどもアート

★住所
大阪府交野市星田8丁目44-5

★電話番号
072-893-6835

★時間
水 15:00~17:00
金 16:00~18:00

★マップ