1/12(月)の成人の日。

成人式の会場だった星の里いわふねの敷地内に一人の男性の姿がありました。

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成人式の賑わいを嬉しそうに見守った彼は、そのまま山手のほうへ歩を進めます。

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どこに向かうのでしょうか。
 
出迎える男性
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この日。交野の町では十数年続くとあるボランティア活動のセレモニーが行われていました。

それが、こちら!

竹炭づくりボランティアさんの窯入れ

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星の里いわふねの山手(もとプラネタリウムがあった近く)には窯があります。

市内の整備されていない竹を有効利用できないものかと懸命に取り組まれ、十数年前に竹炭づくりボランティアのヒト達がこの窯を作り、竹炭や竹製品の開発に取り組んでいらっしゃいます。

これが竹炭窯だ!
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この日は、2015年になって初めて窯に火を灯す行事があるとても大切な日だったそうで、竹炭づくりボランティアのヒト達や関係者さんがたくさん窯にやって来られました。

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火を確認し、鉄の扉を閉める⇒窯入れ
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バタンと閉じられた扉。
ここから一年の竹炭活動が始まります。
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窯に火が灯された後は参列者さんが安全の誓を唱和され、今年1年の安全を祈願されました。

<安全の誓い>
一.無理、無茶、無謀をせず、安全に徹します。
一.急がず、あわてず、安全作業に徹します。
一.声を掛け合い、合図を返し、安全確認に徹します。
一.整理、整頓、清潔を心がけ、火の用心に努めます。
一.自然を護り、環境美化に努めます。

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何十本もの伐採した竹の束をこの窯に入れ、炭を作っていきます。

朝6時過ぎから夜の10時くらいまで窯のようすを見守ることもあるんだとか。

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竹炭づくりボランティアさんの活動概要 
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交野の里山に蔓延する竹を伐採し、その竹を炭にして、水の浄化や家庭での竹炭や竹炭駅の活用を推進することを目的とされています。

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竹の伐採。人力!
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ほぼ人力!急斜面に植わっている竹を手作業で伐採していきます。

竹割りも人力!!
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伐採した竹は肥料にもなる!
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以前ご紹介させて頂いた交野自然農法同好会さんが実践しているEM農法とのタイアップで竹炭チップの効果も倍増していくんだそうです。

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カブトムシも生まれる!
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竹チップは保温性もあるようで、カブトムシの幼虫もすくすくと育つようです。

直近の実績がすごい!!!
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2013年と2014年の実績です。表を見ると毎年3,000kgちかくの竹が竹炭窯に投入されているようです。

窯の設備
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入口はぶ厚い鉄製の扉になってて、入口の奥に竹炭の原料となる竹を入れ置きます。

ヌペーっとした土製の窯の出口側には、排気口が設けられていて蒸気化した竹炭の水蒸気をここから採取し竹酢液(お肌にヨイらしいです)の原液を入手する仕組みにもなっています。

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ここが出口側(煙突)
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回収された窯の蒸気は蒸留器でもって竹酢液を作っていきます。

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伐採された竹は、竹炭はもちろんのことお肌に優しい竹酢液や各種加工品になります。

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かたの竹炭
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(竹炭と竹酢液は京阪電車私市駅前のアンテナショップなどで購入できます)

竹細工
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こんな大きなヘラクレスオオカブトなんかも作れちゃいます!

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交野市の里山は自然が豊か!と言われたりもしますが、里山は実はヒトがほどよく手を入れていかないとその機能は損なわれていくんだそうです。

特に竹は市内各所で自生していますが、生命力というか繁殖力が強い植物なんで、放っておくとドンドン増えて他の樹木が育たなくなることもあるんだとか。

ヒトの手がいい塩梅で加わって里山は保全されていきますが、 竹炭づくりボランティアさんのような取組みをされているヒトがいて地元の自然が守られていたり、自然の恵みを最大限に活用されていたりします。

ちなみに、竹づくりボランティアさんは毎月活動をされていてるので、興味がある!っていうヒトはぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

交野竹炭づくりボランティア
(活動の詳細などはこちらの画像をクリック)