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交野市私市にある国宝薬師如来座像を祭る真言宗の古寺が、ここ獅子窟寺(ししくつじ)です。

聖武天皇の勅命で建設されたという云われがあります。寺名の由来は、本堂裏には獅子が吠える口に似た巨石から。空海も修行したことがある平安時代から続く由緒正しきお寺です。


 聖武天皇の勅命で行基が塔堂を建立し空海が修行
 国宝、薬師如来像はめったに観ることができない! 
 寺の高台からは絶景が広がる


降星伝説で出てくる弘法大師空海が修行されたと伝えられるほか奈良時代、聖武天皇の勅命を受けた僧行基が堂塔を建てたと言われているお寺がここ獅子窟寺です。

ということは、建立1300年以上ですね!
(豊臣家滅亡につながった、大阪夏の陣の際にお寺を焼かれ、再建されています)

来訪のポイントは、国宝の薬師如来像と境内からの展望です。
国宝の薬師如来像は、行基が三年と三ヵ月を費やして刻まれた像とのことで、僧行基の像に対するパッションが伝わってきます(ただし、この像、1週間前までの拝観予約をしないと拝めませんのであしからず)。

境内からの展望ですが、交野山からの眺望には劣るものの晴れた日には、大阪市街、大阪城、遠くは淡路島、 明石海峡大橋まで見渡すことができます。

唯一の懸念点?は徒歩でしか行けない点です。京阪私市駅から住宅街を抜けて登山道のような小道に足を踏み入れること数十分で獅子窟寺です。まぁ簡単に行けてしまうと国宝や眺望の良さが無くなりますので、お寺に行くまでの時間を全てひっくるめて参拝と呼びましょう。

ちなみに、交野に伝わる降星伝説では、空海がこの寺の獅子窟で佛眼仏母尊の秘法を修められると、天上より七曜の星が交野の地に光臨したという話が大元のようです。

降星伝説、天孫降臨、七夕と交野は星にまつわる伝説がなんと多くロマンチックな街なのでしょうか。 


本堂。意外とコジンマリしていますが、その佇まいは立派なものです。
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獅子窟寺への道。結構ハードですので、ハイキングって感じで参拝するのが◎
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山門(仁王門)後、大阪夏の陣で焼失
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やっぱりここにも巨石が!?
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■行き方
京阪電鉄私市駅から徒歩30分
※お寺には駐車場はありません。私市の住宅街を抜けて山方面へ車が通れない小道(山道)を歩いて行くことになります。

■拝観料
境内自由
仏像拝観:300円、9:00~16:00(1週間前までに要予約)

■連絡先
TEL :  072-891-6693

■住所
大阪府交野市私市2387
 

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